20th Centuryの坂本昌行(53)がミュージカル「ブラック・ジャック」で主演を務める。手塚治虫の代表作が原作。「子供の頃に読んでいた、あの主人公を自分が演じることになるとは、夢にも思いませんでした。大変光栄なことであり、重責に身が引き締まる思いです」と人気キャラクターを演じる心境を語った。

 言わずと知れた、医師免許は持っていないが天才的な技術を持つ外科医の物語。これまで加山雄三(87)や高橋一生(44)らが実写版で演じてきた。23年に連載50周年を迎えたことをきっかけに舞台化に至った。

 坂本は21年のV6解散後もトニセンとして活躍するほか、俳優としても23年に「菊田一夫演劇賞」で演劇賞を受賞するなど高い評価を得ている。演出は22年上演の舞台「凍える」で坂本とタッグを組んだ栗山民也氏。製作陣は坂本について「演出家からの信頼と、そのたたずまいが原作から受けるブラック・ジャックの印象と通ずるものがあった」と起用理由を明かした。

 公開された写真では顔に傷痕があり、高い襟のコートを着用。どこかミステリアスな雰囲気は、ブラック・ジャックのイメージそのものだ。坂本は「原作から飛び出してきたものではなく、より個々のキャラクターが人間味あふれる作品になると思います。作品ファンの方はもちろん、初めて知る方にも楽しんでいただけるように、キャスト・スタッフ一丸となって頑張ります」と意気込んだ。

 東京公演は6月28日〜7月13日に東京都文京区のIMM THEATERで。(糸賀 日向子)