J2京都の元日本代表DF田中マルクス闘莉王(36)が、メキシコの名門パチューカへの移籍が決まった本田圭佑(31)にエールを送った。

 17日に埼玉スタジアムで行われた浦和の元日本代表MF鈴木啓太氏(36)の引退試合に出場。試合後、ともに16強入りした10年W杯南アフリカ大会で、日本代表として戦った元チームメイトの本田についても言及し、「新たな刺激になると思う。(今までプレーした欧州とは)また違ったところだし、活躍するのは間違いない。タフな人ですから」。ただ心配される治安ついては、「危ない。いろいろあるから。(メキシコから)下は全部危ない」と冗談交じりに語った。

 また闘莉王は自身もプレーした06年にリーグ優勝を果たし、翌年にACLを制覇した当時の浦和について振り返り「あのときは、対戦した人も、埼スタ来たらなかなか勝てないと感じたと思う。ピッチに立ったら、(相手から)リスペクトを感じた。毎試合、埼スタは満員だったし、今と比べてたら差はある。そんなチームはなかなか今後も現れないと思う。あのときのレッズは最高で最強」と強調し、「レッズが優勝することで日本サッカーは盛り上がる。引っ張っていって欲しい」とかつての古巣にもエールを送ることを忘れなかった。

 なお、鈴木氏の引退試合は、鈴木氏がプレーした浦和のレジェンドたちで構成された「REDS LEGENDS」と、鈴木氏が日本代表などで一緒にプレーしたメンバーらで構成された「BLUE FRIENDS」が対戦し、4−4のドローで終了。鈴木氏は前半に「BLUE FRIENDS」、後半に「REDS LEGENDS」でプレーし、前半16分に右足で先制点を決め、2−0の同43分には磐田のMF中村俊輔のスルーパスに反応し再び右足で2点目を決め、詰めかけた2万5000人を超える観衆を沸かせた。