「ガールズケイリンフェスティバル2017」の決勝戦が17日に伊東競輪場で争われ、まくった小林優香(23=福岡・106期)が押し切り大会3Vを達成。優勝賞金250万円(副賞含む)を獲得した。

 ガールズ最強レーサーが完全復活だ。1年2カ月ぶりの大舞台。19キロ絞ってシャープな体つきになった小林が真夏のサバイバルを制した。「ずっと応援してきてくれた人たちの顔が浮かんできた。昔より強くなった自分を見せたかった」。昨年5月静岡以来のビッグレースV。同年7月に脱臼癖がある左肩の手術に踏み切り、昨年後半戦を棒に振った。「半年間は無駄じゃなかった…」。表彰式ではスタンドから「泣いてもいいんだぞ」の声。思わず涙がこぼれた。

 道中は3番手をキープ。残り1周で尾崎が仕掛けると高木も踏み込んだ。壮絶な先行争い。20連勝中の児玉が外に浮くと、小林は最終バック4番手から前団をまくり力強く押し切った。「初手の3番手の位置は狙っていた。碧衣(児玉)がまくって来た時点でまくって行けた。考えずに感じて走れた」と胸を張った。

 賞金順位は19位から12位に浮上。ガールズGP出場が視界に入った。「競走パターンやタイムなど、もう一段階上げないと」。真夏の伊東で最強女王が堂々と復権を果たした。

 ◆小林 優香(こばやし・ゆうか)1994年(平6)1月18日生まれの23歳。佐賀県鳥栖市出身。熊本市立必由館高ではバレーボールでインターハイへ。14年5月デビュー。通算180戦165勝、2着6回。取得賞金は5907万円。師匠は藤田剣次(福岡・85期)。1メートル64、64キロ。血液型A。

 ◆目標クリア サマーナイトフェスティバルの3日間の総売り上げは44億6589万9800円。目標の40億円をクリアした。