◇パ・リーグ ソフトバンク4―8西武(2017年8月4日 メットライフドーム)

 西武の勢い止められず――。ソフトバンクは4日、西武戦で4回途中から救援したリバン・モイネロ投手(21)がつかまり、逆転負け。同投手は来日初黒星を喫し、2位楽天に1・5ゲーム差に詰め寄られた。一方、西武は「野武士軍団」と呼ばれた西鉄時代の1958年以来、59年ぶりの13連勝。5日の同戦で57年に並ぶ球団記録の14連勝に挑戦する。

 1点リードの5回。4回途中から救援していたソフトバンクのモイネロは、先頭の秋山の打球に利き手を出した。左手小指に当たって内野安打となり、無死一塁。続く源田への初球が暴投となるなど、ここから制球が乱れる。1死三塁から浅村に同点打を許すなど3失点。頼れる左腕が来日初黒星を喫した。

 「(打球が当たった)影響は特になかった。変化球の精度が悪かった。いい時もあれば悪い時もある」

 球宴明けの後半戦15試合で早くも8試合目の登板となった左腕。チームは9連戦の7試合目。2軍で中継ぎの調整をしていた寺原に先発を託し、早い回での継投は想定していたが、打球直撃は想定外だった。

 3番手・岡本も2回4失点と西武打線の勢いを止められず、後半戦ワーストの8失点。投手陣の苦しいやりくりが続く工藤監督は「今日は我慢の日。無理ができない試合もある。(9連戦も)あと2試合、しっかり勝てるように」と気持ちを切り替えた。 (福浦 健太郎)