◇第99回全国高校野球選手権 開会式リハーサル(2017年8月6日 甲子園)

 秀岳館(熊本)の鍛治舎巧監督(66)が今夏甲子園大会限りでの退任を表明した。初戦で対戦する横浜(神奈川)の平田徹監督(34)とバックネット裏での監督対談を終えた後に明らかにした。

 「体調面の不安などではない。コーチも育ってきたので」と理由を説明。また、表明が大会前のこの日なったことについては「(横浜戦の)勝った負けたの後に言うのは(相手に)失礼」とし、自身の今後については決まっていないという。

 秋からは別の監督が指揮を執り、今大会で8強入りすると出場することができる国体も指揮は執らないという。「退任しても組織づくりがしっかりしているので強いチーム作りは変わらない。選手たちと灰になるまで完全燃焼したい」。最後の夏へ向け、その思いを口にした。

 鍛治舎監督は7月20日早朝に激しい動悸(どうき)、胸やけを覚え、21日の練習中に口が曲がる、右肩がしびれるなどの症状も出たため救急搬送されて入院。 突発性不整脈、軽度の脳梗塞と診断された。

 2年連続3度目の選手権出場の秀岳館は甲子園で今春まで3季連続4強入りしている。