第99回全国高校野球選手権大会は8日、甲子園球場で開幕。開会式直後の第1試合は4年ぶり2回目出場の彦根東(滋賀)が波佐見(長崎)に6―5でサヨナラ勝ちし、春夏通算5度目の出場で甲子園初勝利を飾った。

 9回1死一、三塁で、朝日の三ゴロの間に三塁走者が生還し、5―5と追い付いた。さらに2死一、二塁となったところで、主砲が意地を見せた。ここまでノーヒットの4番・岩本は「ストレートに絞っていた」と狙いを定め、波佐見の2番手・村川竜の投じた初球の真っ直ぐを右前へ運ぶと、二塁走者の原晟がホームに滑り込み劇的なサヨナラ勝ち。

 岩本は「最後は思い切って振ってこい、とみんなから言われていた。ぼくたちの1勝とチーム(史上の甲子園)1勝が重なってうれしい」とお立ち台で胸を張った。