◇明治安田生命J1リーグ・第21節 浦和―甲府(2017年8月9日 中銀スタ)

 ドイツ2部インゴルシュタットへ完全移籍が決定した浦和のMF関根貴大(22)が9日の甲府戦後、サポーターに直接、移籍報告ができるよう調整が進められていることが8日、分かった。アウェー会場での“あいさつ”となれば異例だが、クラブは甲府側と交渉。甲府も快く了承したという。

 関根からの「最後のお願い」だった。浦和でのラストゲームを前に「サポーターの前で話す場を設けてもらえるのならありがたい。直接、伝えたいと思っています」と話していた。インゴルシュタット移籍が決定したのは6日。10日には渡欧する。自分の言葉で移籍報告と感謝の意を伝える場が欲しかった。

 甲府戦では浦和での集大成を見せる。この日も居残りで右クロスの練習に励み“最後の練習”も妥協なし。「今まで積み上げたものを見せたい。笑顔で終われるように勝たないと」と自身に言い聞かせた。4―1と快勝した3月の対戦では3点に絡んだ関根。4戦ぶりの勝利をもたらし、最後は笑顔で赤きサポーターに“感謝”と“別れ”を告げる。