ヤクルトのドラフト3位ルーキー、梅野雄吾投手(18=九州産)が9日、神宮球場で行われたDeNA戦にプロ初登板初先発。1イニングで5四球2暴投という乱調で、3回5失点降板した。

 今季高卒新人の先発は藤平(楽天)に続いて2人目で、セ・リーグでは初めて。初回、1番・桑原に投じた初球143キロの直球でストライクを取った梅野は桑原を遊ゴロに仕留めると、続く柴田を見逃し三振、筒香を右飛と3者凡退に斬って取る上々のスタートを切った。

 だが、2回、先頭・ロペスに中前打されると、1死後、戸柱に右越え先制2ランを被弾。その裏には味方打線がリベロのソロアーチで1点を返し、1―3で3回のマウンドを迎えた。

 すると、先頭・桑原に四球を与えるなど3連続を含む計5四球を与え、自ら2つの暴投も記録してこの回ノーヒットで2失点。この回は投げ切ったものの、4回からマウンドを31歳の山本に譲った。

 梅野の投球内容は3回で73球を投げ、打者17人に対して3安打5失点。6四球を与え、奪った三振は2つだった。球団では1964年の半沢士郎以来となる高校出新人のデビュー戦白星はならず「思い切り投げることができたが、二回からは少し力が入りすぎてしまった」と悔しがった。

 なお、梅野はプロ初打席となった2回の第1打席で2死一、二塁から右前に運んだが、右翼手からの返球で一塁アウトとなり、プロ初打席初安打かと思われた打席は珍しい「ライトゴロ」に終わっている。