◇セ・リーグ 中日7―1広島(2017年8月9日 ナゴヤD)

 中日・京田が“初体験”の4連発でチームの後半戦初めての連勝に貢献した。

 最初の初体験は初回だ。先頭打者として打席に立ち、広島先発・大瀬良から左中間二塁打を放つと、1死後、ビシエドの2球目にプロ入り後初めての三盗に成功。ビシエドの遊ゴロで悠々と先制のホームを踏んだ。「塁に出たら、積極的に行けと言われている」。持ち味の積極性を示すと、3回1死からは左越え二塁打で出塁。2―1の1死三塁からは右前打で貴重な追加点をたたき出した。

 勢いに乗った新人はもう止まらない。初体験を次々と実現させる。5回には初めての1試合2盗塁。5―1の2死二、三塁の第3打席では一塁への2点内野安打を放ち、初めての3打点。8回無死一塁、投前内野安打で初めての5安打を記録した。それでも「5安打はたまたまです」と浮かれない。「1年間の1日と考えていますし、これからも少しでも勝利に貢献したい」と真剣な表情で話した。

 19盗塁は僚友・大島を抜き、広島・田中に次いでリーグ2位。112安打は球団の新人としては谷沢健一を抜き、歴代単独4位の安打数となった。若き不動のリードオフマンが強い上昇気流に乗って行く。