◇明治安田生命J1第21節 G大阪2―2広島(2017年8月9日 Eスタ)

 G大阪の仕事人にブランクは関係ない。公式戦4試合ぶりの出場となったMF遠藤保仁(37)が1点を追う後半2分、DF藤春の左クロスに反応。ゴール前で右足を振り抜いた直後、ゴールネットが揺れた。1998年に初得点を決めて以来、20年連続のリーグ戦得点。同時に藤田俊哉を抜き、MF単独1位の通算101点も刻んだ。

 「何も思うことはないんですけどね。ゴールに絡むのが仕事の一つですから」

 いつも通りの淡々とした口調も、今季は出番が限られ、この日は7月8日の清水戦以来、およそ1カ月ぶりの出場だった。にもかかわらず、トップ下に陣取り、攻撃にリズムをつくり、同点弾も決めた。「ヤットが入ったことでタメができたし、点を取ったのはさすが」と長谷川健太監督も最大級の賛辞を送った。

 終了間際に同点に追いつかれたのは痛恨も、37歳はフル出場した上にチーム最多タイの3本のシュートを放った。首位との勝ち点差は10。ベテランがこれ以上の後退を阻止する。

 ≪MF登録では遠藤が単独1位≫G大阪のMF遠藤が今季初得点。自身が持つJリーグ連続シーズン得点記録を20年連続(13年のみJ2所属)に更新。2位は三浦知良(横浜FC)の18年連続。J1リーグ通算得点を101得点(歴代12位)とし、MF登録では藤田俊哉を抜いて単独1位となった。