米男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全米プロ選手権(ノースカロライナ州シャーロット、クウェイルホロー・クラブ)は10日に開幕する。前週のブリヂストン招待で優勝した松山英樹(25=LEXUS)は8日、谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)と練習ラウンド。前戦から中1日のハードスケジュールの中、日本勢初のメジャー初制覇を見据え、入念にコースを確認した。

 ブリヂストン招待優勝から中1日。練習ラウンド中の松山からは疲れがはっきりと見て取れた。16番ではバンカーの縁に座り込む場面も。「(疲れは)ない」と気丈に振る舞ったが、一緒に18ホールを回った東北福祉大の先輩である谷原は「相当疲れてると思う」と心配し、「本人は休みたいと思ってるだろうけど、“プロゴルファー・松山英樹”の部分で休めない」と代弁するように話した。

 体にムチ打って回ったのは難コースを手の内に入れるためだ。開催コースのクウェイルホロー・クラブでは昨年5月のウェルズ・ファーゴ選手権で11位の実績があるが、グリーンを張り替えるなど大規模改修が施された。高速グリーンや粘りあるラフを確認し「今週は天気が悪いので(球が伸びず)全体的に長いホールが続く。大変だなと思う」と警戒レベルを上げた。

 自身の状態については「(ブリヂストン招待から)後戻りしているので、また上げられるように頑張りたい」と話した。気持ちの高ぶりを抑えつつ、開幕までベストを尽くす。