◇セ・リーグ DeNA7―2ヤクルト(2017年8月9日 神宮)

 新人右腕の立ち直るきっかけをつぶすライトゴロだった。「投手のライト前は狙っていこうと前から話をしていた。アウトになったのは初めて」とはDeNAの右翼手・梶谷だ。

 場面は2回、2点差に迫られなおも2死一、二塁。2回に3失点したプロ初先発の梅野が、好打で右前に運んだ。前進守備の梶谷は一塁に入ったロペスに迷いなく送球。初打席初安打と思い大きく膨らんで走っていた梅野は、慌てて一塁を駆け抜けたが、悠々アウト。1点差に迫るはずの二塁走者の生還は幻となった。ロペスは巨人時代の13年に長野とライトゴロを3度完成させている。うち1度は自身の判断で本塁送球をカットしたもの。「狙う」意識は高い。

 梅野は「ミスです」と言い、「次が1番だったからよかった」とロペス。機転の利いたプレーで流れを渡さず、連敗は3で止まった。 (春川 英樹)