大井競馬場で11日、福島県相馬地方に伝わる古くからの伝統行事「相馬野馬追(のまおい)甲冑(かっちゅう)競馬」が行われた。国の重要無形民俗文化財にも指定され「世界一の馬の祭典」とも言われる。937年、平将門が始めたとされ、今年1080年の節目を迎える。大井競馬場で実演されるのは今年で22回目。

 古代から歌い継がれてきた相馬民謡「相馬流れ山」が披露された後、甲冑姿で登場した勇壮な若武者たちが本馬場を疾走した。色鮮やかな旗指物を風になびかせながら走る姿は戦国絵巻を再現したかのよう。詰めかけたファンからも歓声が上がった。実演を見た50代男性は「東京で野馬追を見ることができて感激した」と話した。