◇セ・リーグ ヤクルト10―2中日(2017年8月11日 ナゴヤドーム)

 キングの座が見えてきた。2点リードの5回。ヤクルト・バレンティンが、25号ソロをバックスクリーン左に叩き込んだ。

 「少しこすったけど、入ってくれてよかった」。3番打者は7月に11発を放つと、8月も10試合で5発と量産が止まらない。「相手の誘い球に乗らず、ストライクゾーンに来た球をコンパクトに振れている」。トップの中日・ゲレーロに3本差。13年にプロ野球記録の60本塁打を放った助っ人は、その13年以来4年ぶり4度目の本塁打王を視界に捉えた。

 6回には4番の山田も18号2ランを放ち、今月2度目のアベック弾。バレンティンは「3、4、5番が打てば得点能力も上がる」と力説する。中日に4連勝。真中監督は「自分たちの野球ができれば何とかなる」と話した。 (川手 達矢)