◇なでしこリーグ杯決勝 千葉1―0浦和(2017年8月12日 味フィ西)

 25歳のヒロインがクラブに初タイトルをもたらした。千葉が1―0で浦和を下し、大会初優勝を果たした。試合終了間際にMF瀬戸口梢(25)が劇的な決勝ゴール。昨年は決勝で日テレに0―4と大敗したが、2年連続の決勝の舞台でリベンジを果たした。

 豪快な一撃が試合を決めた。後半アディショナルタイム。瀬戸口はゴール左手前約15メートルの位置でボールを受けると、「ここで打たなかったら悔いが残るなと思い、思い切って打った」と左足を振り抜いた。強烈なシュートが相手GKの頭上を越えてゴール右上に突き刺さると、瀬戸口を中心に歓喜の輪が広がった。クラブに初タイトルをもたらした25歳は「強い気持ちで戦えた」と胸を張った。

 週に3日はスポンサー企業で事務の仕事を行い、夕方から練習に参加している。「力仕事をするチームメートもいる。昼から練習できるチームとは違うが、これが負けない強さにつながっている」という。次週からはリーグ戦が再開。6位からの浮上を目指し、「地に足を着けて、リーグ戦でも上を目指したい」と力を込めた。