◇テニス・ウィンブルドン選手権男子シングルス準々決勝(2018年7月11日 英ロンドン・オールドイングランド・クラブ)

 男子シングルス準々決勝で、優勝8回を誇る第1シードのロジャー・フェデラー(36=スイス)が第8シードのケビン・アンダーソン(32=南アフリカ)に6―2、7―6、5―7、4―6、11―13で敗れる波乱があった。

 アンダーソンは昨年全米オープン準優勝のビッグサーバーとはいえ、フェデラーは過去4戦全勝で1セットも落としたことがなかった。最初のゲームでいきなりブレークに成功するなど出だしはすこぶる好調。ところが第3セットの第10ゲームでのマッチポイントを逃すと、次第に雲行きが怪しくなった。第3セット以降は一度もブレークできず、持久戦となった最終セットは第23ゲームでブレークされて万事休す。4時間14分の熱戦で力尽きた。

 連覇を逃したフェデラーは「敗因はよく分からない。いろいろなものの積み重ねだろう」と悔しがった。「なぜだか思うようにラリーができなかった。涼しかったせいなのか、ただ調子が悪かったのか。ともかく100%じゃなかった」と振り返った。この日は慣れ親しんだセンターコートではなく、15年大会の準々決勝以来3年ぶりに1番コート。「それは関係ない。チャンスはあったのにそれが生かせなかった。自分の問題だ」と肩を落とした。