◇W杯決勝トーナメント準決勝 クロアチア2―1イングランド(2018年7月11日 モスクワ・ルジニキ競技場)

 サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会は11日、決勝トーナメント準決勝が行われ、FIFAランク20位のクロアチアが同12位のイングランドに延長戦の末、2―1で勝利。同国史上初の決勝進出を決めた。

 前半5分にいきなり試合は動く。イングランドのアリが倒され、ゴール前正面の好位置でFKを獲得。これをトリッピアーがゴール右上に決め、イングランドに先制点をもたらした。

 いきなり追いかける展開となったクロアチアは、中盤のモドリッチ、ラキティッチが攻撃を組み立てたが得点には至らず。イングランドが1点をリードし、試合を折り返した。

 後半に入っても決定機をつくれずにいたクロアチアだが、後半20分を過ぎたあたりから徐々にシュートチャンスが増え始める。すると同23分、ブルサリコの右からのクロスをペリシッチが左足で押し込んで同点に追いついた。

 その後は両チームが勝ち越し点を奪えないまま後半が終了。今大会5試合目の延長戦、クロアチアにとっては決勝トーナメント1回戦、準々決勝に続く3試合連続の延長戦となった。

 迎えた延長後半4分。ペリシッチが頭でそらしたボールを、ゴール前でフリーになったマンジュキッチが左足ダイレクトでシュート。ボールをゴールネットに突き刺さし、クロアチアを初の決勝へ導いた。

 イングランドは立ち上がりに先制も、追加点を奪えず逆転負け。自国開催だった66年大会以来となる52年ぶりの決勝進出はならなかった。