4月3日に60歳となる大相撲の陸奥親方(元大関・霧島)の還暦を祝う会が東京・両国国技館の大広間で行われ、同じ1975年春場所が初土俵の花籠親方(元関脇・太寿山)、タレントで元大関のKONISHIKIら約200人が参加した。陸奥親方は「15歳で入門して、相撲協会で還暦を迎えられることをうれしく思う」とあいさつした。

 「角界のアラン・ドロン」と呼ばれた男は、還暦の赤いちゃんちゃんこに「恥ずかしいし不思議な感じだった」と照れながらも、プレゼントされたワインレッドのジャケットとともに見事に着こなしてみせた。

 1月の初場所では、弟子の霧馬山(22)が西幕下筆頭で4勝3敗と勝ち越し、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新十両昇進が決まった。「私も(65歳の定年まで)時間がない。時間のある限り指導して、みなさんの期待に応えたい」と部屋のさらなる発展を誓っていた。