◇サーフィンワールドゲームズ(WG)第6日(2019年9月12日 宮崎・木崎浜海岸)

 男子2回戦が行われ、プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)に日本でただ1人参加する五十嵐カノア(21=木下グループ)が7組、日本代表「波乗りジャパン」の大原洋人(22)が11組、村上舜(22)が15組に登場。いずれも1位通過で3回戦進出を決めた。

 波も小さく、オンショア(海の方から海岸に向かってくる風)と悪条件で行われた2回戦。五十嵐は「探していた波が来なくて、途中から波を待つよりも乗りに行くプランに変更した」と明かし、5本のライディング。それでも「(同じヒートの)みんなとは違うラインをとってみたい」とチャレンジ精神がうずいたスターは、技を出しにくい状況でなめらかなカービングを連発。合計11・1点を叩き出した。試合を楽しんだが「次からは難しいヒートになる。そういうところは甘く見ないように気をつけないといけない」と気を引き締めた。

 小さい波に対応して、1回戦と板を替えてきたのが大原。普段の板よりも軽く、堅い板に変更したことで持ち味のスピード感のあるライディングを維持。6本目にはテイクオフしながらの「エアーリバース」を決めて5・73点。合計で12点だった。「力のいれ具合は50%。次はいい波のところに自分が来れるようにしたい」と語った。

 3人の中で1番波の状態に苦しんだのが村上。「思ったよりは波があったが、カレント(離岸流)が入ってきて難しかった」と振り返った。それでも緩慢な波で得点を稼ぐと、残り3分でキレと高さのある「オフザリップ」を決めて7・33点で、合計14・1点。「きょうは波が難しくて、70%くらい。必死でした」とはにかんだ。