ハンガリーのブダペストで行われている世界水泳選手権のアーティスティックスイミングのソロ・フリールーティン(FR)決勝で、米国のアニタ・アルバレス(25)が演技後、気を失って水中に沈んでしまうアクシデントがあり、コーチが素早い対応で救出した。

 異変を察知したアンドレア・フエンテス・コーチ(39)は、Tシャツに短パン姿でプールに飛び込んで水中から救出。水面に持ち上げ、他の人の助けも得てプールから出し、救護班によって運び出された。

 アルバレスは2度五輪出場の経験があり、東京五輪にはデュエットで出場。この日は87・6333点をマークし7位だった。自身もスペイン代表として五輪で4個のメダルを獲得ているフエンテス・コーチは「これまでで最高のパフォーマンスだった。彼女は限界を超えただけ」と語った。

 米チームによれば、アルバレスは医療センターに搬送後回復していると言い、24日のチームフリー決勝に出場するかどうかは、医療スタッフと相談の上決定するという。フエンテス・コーチも自身のインスタグラムで「心拍数、酸素、血糖値、血圧などすべてが正常です」と報告している。