【WBC】米国4強 ターナーが劇的逆転満弾!ベネズエラと壮絶打ち合い制す 準決勝はキューバと対決
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は18日(日本時間19日)、ローンデポ・パークで準々決勝が行われ、前回覇者の米国がベネズエラを逆転の9−7で下し、4強に進出した。これで4強がが出そろい、準決勝の対戦カードは米国−キューバ、日本−メキシコに決まった。
壮絶な打撃戦となった。初回、トラウト(エンゼルス)の中前打と相手の悪送球、さらにゴールドシュミット(カージナルス)の右前適時打など5連打で計3点を先取。直後にベネズエラがアラエスの右越え2ランですぐさま2点を返した。
米国は4、5回に1点ずつ加えて3点をリードしたが、ベネズエラが5回に反撃。四死球などで満塁とすると、暴投、ぺレスの同点適時二塁打、アクーニャの犠飛など一挙4点で逆転した。は8回にもアラエスがこの日2本目となる右越えソロでリードを広げた。
しかし、米国は2点を追う8回無死満塁から9番・ターナー(フィリーズ)が左越えへ逆転の満塁本塁打。起死回生の一発を放った。ターナーはドジャース時代の2021年に首位打者を獲得しているほか、俊足も持ち味で2度の盗塁王を獲得している。