ソシエダ・久保建英 古巣レアル戦で幻のゴールも存在感 敵将も「久保はとても危険だった」
Rソシエダードの日本代表MF久保が敗れてもなお圧倒的な存在感を示した。開幕4戦全勝の古巣Rマドリードに逆転負けで今季初黒星を喫したが、前半5分に右サイドから左足クロスで先制点を演出。バレネチェアがGKにはじかれたシュートを自ら押し込んでアシストにはならなかったが、ゴールにつなげた。
6分後にネットを揺らした一撃はゴール前の味方がオフサイドと判定された。その後も惜しいシュートや決定機を演出。敵将アンチェロッティ監督がハーフタイムに元ドイツ代表MFクロースにDFと2人で対応するよう声を上げて指示したほどだったといい、試合後に「久保はとても危険だった」と認めた。
久保が厳しいマークに遭った後半の2失点で敗れ、開幕からの連続マン・オブ・ザ・マッチ受賞は4試合でストップ。それでもノティシアス・デ・ギプスコア紙は久保をチームのMVPとし「ここまでリーグ最高の選手。時には誰も止められない」と称えた。クラブでも代表でも出場すれば結果を残す欠かせない存在になってきた。