2年連続の開幕投手を務めるオリックス・宮城が“宗山封じ”で、10年以来15年ぶりとなる本拠地・京セラドームでの開幕戦勝利を目指す。

 「すごくいいバッターだと思うので。一回一緒にチームとしてやっているので、負けないように頑張りたい。(本拠で)すごい応援が来ると思う。いいピッチングをしたい」

 楽天との一戦を前に、気合を込めた。宗山はともに24年3月の侍ジャパン強化試合で日の丸を背負い、潜在能力は既に織り込み済み。5球団競合の末に加入した相手のドラフト1位を抑え込み、主導権を握りたい。

 因縁の相手でもある。昨季最終戦で雨に泣き、規定投球回と最優秀防御率を逃した雪辱を果たさせるべく、岸田新監督は昨年11月3日に12球団最速で開幕投手に指名。「新たな思いもあるでしょうし、どういう投球をしてくれるのか、すごく楽しみ」。指揮官から寄せられた全幅の信頼に、応えるだけだ。

 「僕もまだ開幕戦で勝っていない。結果的に勝てれば、選手も監督もコーチも全員うれしいかなと思う。そのためにも頑張りたい」

 初の大役だった昨季は6回1/3を3失点で敗れた。「切れという声がたくさんあったので」。トレードマークの長髪をスッキリ整えたエースが新チーム、そして自らの記念すべき1勝をつかみ取る。(阪井 日向)