横浜打線に力負け…それでも健大高崎・石垣はドラ1に前進 敗戦後の取材対応に出た人間的成長
健大高崎(群馬)は、横浜(神奈川)に1―5で敗れ、史上4校目の選抜連覇はならなかった。4回途中から最速158キロ右腕・石垣元気(3年)が救援するも、4回2/3を6安打3失点。150キロ台の直球で8奪三振もリードを広げられた。
昨秋の関東大会決勝で敗れた横浜にリベンジを果たせず、「横浜にはもう負けないぞっていう雰囲気で練習をやってきた。本当に悔しい気持ちです」と振り返った。
花巻東(岩手)との準々決勝では選抜最速となる155キロをマーク。平均球速の153ですら、これまでの選抜最速と並ぶ153キロの異次元投球を披露した。「今大会はストレートの走りが良かった。質も少し上がったかなと思います」と総括。ただ、横浜打線には逆球や甘く入った直球を痛打され、「(安打は)全部コースと逆にいってしまった。自分の思い通りの投球ではなかった」と夏に向けての課題とした。
今大会で高校生離れした馬力を披露し、今秋ドラフト戦線のトップ集団に躍り出た石垣。昨夏に続き甲子園で背番号1を背負ったことで、人間的にも成長。昨夏の甲子園では2回戦敗退後に取材エリアで報道陣にコメントを求められても、ショックのあまり、まともに受け答えができなかった。夏と春には懸ける思いの違いはある。だが、最上級生となった石垣は横浜に敗れた後、自分の言葉で敗因、今後の課題について語っていた。
優勝した昨春の選抜で「スーパー2年生」として鮮烈なデビューを果たしてから成長スピードは一切、緩まない。選手として、人間として右肩上がりの石垣は「怪我をせずにしっかり夏の大会に挑めたい」。甲子園史を塗り替えた豪腕は進化を続ける。(アマチュア野球担当・柳内 遼平)


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