◇インターリーグ ドジャース―タイガース(2025年3月29日 ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手(23)が29日(日本時間30日)、タイガース戦で本拠初登板。初回から制球が安定せずに2失点し、不安定な立ち上がり。1回2/3を3安打2失点4四球と再び制球に課題を残した。最速は96.9マイル(約155.9キロ)だった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督はこの日の佐々木の投球について「佐々木はキャリアを通じて制球力が武器の投手。四球を出さないし、ストライクゾーンにしっかり投げ込むタイプ。でも、今は少しうまくかみ合っていない。周りの環境も変わり、いいところを見せたい、結果を出したいという気持ちが強いんと思う。今はまだそのリズムがつかめていないだけなので、引き続き取り組んでいく。最初から言っているように、これはプロセスの一部。彼は若く、メジャーリーグでの挑戦は始まったばかり。しっかりサポートしながら、次の登板(フィラデルフィア戦)に向けて準備していく。今はあれこれ考えすぎず、彼を支えていくことが大事だと思っている」と話した。

 佐々木を2回途中で降板させた判断についても言及。「“今日はここまででいい”と伝えた。初回に37〜38球(実際は41球)を投げていて、次のイニングにはもう行かせるつもりはなかった。この試合の流れを考えたとき、その場面ではジャック(・ドレイヤー)が適任だと思った」と説明した。また、降板時に佐々木がボールをなかなか離そうとしなかったことを指摘されると「彼にとっても悔しい瞬間だったと思う。でも、それは決して失礼な態度ではなく、ただ僕の言葉を聞こうとしていた感じだった」と理解を示した。

 佐々木が降板後にベンチ裏に向かった際に呼び止めたことには「少し話したいことがあったので、呼び止めて軽く話した。それからまたチームのところへ戻った」と説明。「もちろん、悔しさや落胆はあったと思う。彼はずっと成功してきた選手。でも、プロである以上、そういう経験も乗り越えていかなければいけない。今までにも、先発投手が2試合続けて良くない結果になることは珍しくないし、これも学びの一環。彼はチームにとって重要な存在なので、引き続きサポートしていく」と今後に期待した。

 佐々木の次回登板について4月5日(同6日)のフィリーズ戦で登板予定と明言。「今はまず、2〜3日後のブルペン投球に集中することが大事。そこから土曜日の試合に向けて準備し、それを見てまた考える。今のところは、次の登板に向けて準備することが最優先」と話した。