◇セ・リーグ ヤクルト0―3巨人(2025年3月30日 東京D)

 ヤクルトが2021年以来4年ぶりとなる開幕3連敗を喫した。先発マウンドを任された高橋奎二投手(27)は4回92球を投げ2失点で今季初黒星。打線は7安打を放つもホームベースが遠く2戦連続の零敗となった。これで開幕戦の7回から22イニング無得点。投打が振るわず厳しい2025年シーズンのスタートとなった。

 村上、山田、塩見ら主力を欠き迎えた開幕カード。初戦は5点をリードしながらも悔しい延長10回サヨナラ負け、前日の2戦目は大敗とチームが苦しい状況の中で、必勝を期してマウンドに上がった高橋だったが、2回に乱れた。

 先頭の岡本に遊撃内野安打を許すと、続くヘルナンデスに四球を与えピンチを迎える。坂本は二ゴロに打ち取るもランナーはそれぞれ進塁し1死二、三塁に。打席に迎えた好調の甲斐を遊ゴロに打ち取ったが、2死一、三塁で迎えた門脇に四球を与え満塁とし、9番の投手・石川に追い込んだ後の5球目、外角低めの149キロ直球を左前に運ばれ先制を許した。続く若林への2球目がまさかのすっぽ抜け。暴投で2点目を失いマウンド上で顔をしかめた。

 3回以降も四球や安打でランナーを背負うも得点は許さず。4回を投げ終え92球、4安打3四球4奪三振と踏ん張り打線の援護を待ったが、5回にチャンスをつくるも1点が遠い。結局、5回のマウンドに上がることなく降板し、高津監督は2番手・長谷川を告げた。

 投手陣は長谷川以降、木沢、清水、荘司と執念の無失点継投も、小沢が8回に1失点。打線は1番・赤羽が3試合連続安打となるマルチ安打を放つも最後まで得点は奪えず。村上、山田らの不在が大きく響き2戦連続で零敗で開幕3連敗を喫した。