陸上男子200メートルでパリ五輪代表の鵜沢飛羽(22)が1日、東京都大田区の羽田空港JALメインテナンスセンター2格納庫で行われたJALグループの入社式に出席した。

 入社式では約2100人の新入社員を代表してあいさつ。「今年の世界陸上(9月、東京・国立競技場)で決勝進出という目標を掲げて頑張っています。また日本人未到の19秒台、日本記録を達成したいと思っています」と、アスリート社員としての意気込みを語った。入社式終了後には「こんなに人が多いところでしゃべるのは初めてで緊張した」と初々しく話した。

 世界選手権の決勝進出と日本記録(20秒03、末続慎吾)の更新はこれまで「目標」として公言していたが、この日は「目標ではなく通過点にできるくらいの年になれば」と上方修正。将来的には「アジア記録(19秒88、謝震業=中国)を狙っていきたい」と大きな目標を掲げた。

 筑波大を卒業してこの日から晴れて社会人に。大きな航空機を前に「JALに入った実感があまりなかったけど、こういう場に来ると身が引き締まる。社会人になると自分の行動や言動一つ一つに責任が出てくるので、そこを考えながらやっていく」と自覚を強めた。名前には、飛行機を連想させる「飛」「羽」の字が入っている。「飛んでほしいという思いで親がつけたので。本当にご縁があって良い会社に入れたなと思います」と笑顔で話した。