悲願の王座統一を成し遂げた中谷は来年の尚弥戦に備え、WBC&IBF王座を返上し、次戦にもスーパーバンタムへの転級が濃厚だ。空位となる両王座を“世界前哨戦”をクリアした那須川と増田の帝拳勢が狙うことが有力で、バンタム級戦線がさらに活性化しそうだ。

 WBA王者の堤は左目手術の影響で現在は休養王者。暫定から正規王者に昇格したバルガスは7月に日本での初防衛戦が予定され、元WBC世界フライ級王者・比嘉らが相手候補に浮上している。

 那須川の“標的”で、先月28日に初回TKO勝ちで2度目の防衛に成功したWBO王者・武居は9月に指名挑戦者メディナとのV3戦が控える。難敵の攻略に成功すれば来夏にも、ともにベルトを手にした状態で天心―武居戦が実現しそうだ。