◇ナ・リーグ ドジャース1―11パドレス(2025年6月10日 サンディエゴ)

 ドジャースは10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦で11失点し、大敗を喫した。

 ブルペンデーとなったこの日、2番手で登板したサウワーが4回2/3を13安打9失点と打ち込まれると、0―9の6回途中から試合に「見切り」を付けて、E・ヘルナンデスが“野手登板”するなど、ワンサイドゲームとなった。

 試合後、ロバーツ監督は大敗にもブルペンを温存できたことに「早い段階でビハインドになったときに考えていたことの1つ。ブルペンの状況を見ながら、次の数試合を見据える必要があります。今日は無理に勝負をかけて、ブルペンの主力を酷使するのは賢明ではないと判断しました」と中盤で見切りを付けた理由を説明。前日の第1戦は延長戦までもつれ込み、救援陣を4人起用したことも影響していたようだ。

 その上で「マットに(サウワー)は感謝しています。彼はこれまでで最も多くの球数を投げてくれて、文字通りチームのために体を張ってくれた」とし「他の投手を休ませて、シリーズを勝つチャンスをつなげてくれた。それが今日ここに来た目的でしたし、まだシリーズを勝てる位置にいます」と大敗でも救援陣の多くを温存したことで第3戦に全力で挑めると前を向いた。

 サウワーに関しては「マットも自分の役割を理解していて、試合の流れ次第で、もし序盤にリードできていれば勝負どころで主力投手を出すつもりでしたが、そうでなければできるだけ長く投げてもらうことになっていました」と登板前からロングリリーフになる可能性を伝えていたとも明かした。

 また、6回途中と試合中盤から野手登板という選択に「凄く違和感がありましたし、気持ちのいいものではなかった」と釈明。「ただ、例えばコペックは今日は登板可能でしたが、6点、7点差がついた6回に投げさせてしまうと、明日使えなくなってしまう。ルールに従って判断しましたが、これは明日以降勝つための準備でもあります」と強調した。

 第3戦となる11日(同12日)の先発がまだ経験の少ないロブレスキとあり、そういったことも影響したのか問われ「まさにその通りです。明日勝つために、どこで勝負するか見極めないといけません。今日は無理に追うより、明日勝つほうが大切です」と言い切った。

 そして「シリーズを勝てるチャンスが残っているので、明日はいい状況です。今日は流れを見て対応する試合でした。誰が使えるか、誰を温存すべきか、我々の持ち駒の中で最善を尽くすだけです。目標はシリーズを勝つこと、それはまだ達成可能です」と今3連戦の勝ち越しが最重要と訴えた。