「ほとんど前例のないもの」6回途中から“野手登板”ドジャースに米メディア驚きつつも「決断は論理的」
ドジャースは10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦で11失点し、大敗を喫した。9点のリードを許した6回途中からはエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)が“野手登板”する異例の展開となった。
ブルペンデーとなったこの日、2番手・サウワーが0―5の6回にマルドナドに一発を浴びるなど、4失点。0―9と大量リードを許す一方的な展開となった。
すると、ベンチから出てきたロバーツ監督が投手交代を告げ、マウンドに上がったのは内野手のキケことE・ヘルナンデス。ワンサイドゲームで指揮官は早々と「見切り」を付け、“捨て試合”を覚悟したようだ。
お馴染みとなったライナー直撃を避けるためのヘッドギアを装着し、パドレス打線に投げ込んだE・ヘルナンデスは2度、イニングをまたぎ2回1/3を3安打2失点だった。
試合後、地元メディア「ロサンゼルス・タイムズ」は「パドレスのドジャースに対する圧勝はまさに笑い話」と見出しを付け、異例の6回途中で野手登板という選択について「ドジャースの決断は論理的なものだった」とスネルやグラスノー、佐々木ら先発陣が相次いで離脱。ブルペンに負荷がかかる中、大量リードを許す展開で仕方のない選択だったと記した。前日の第1戦は延長戦、11日(同12日)の第3戦は経験の少ないロブレスキが先発ということも影響したとも指摘している。
その上で「大敗した試合の6回に野手がマウンドに上がり、試合を終わらせるという戦術は、ほとんど前例のないものだ」と指摘。直近では2年前にガーディアンズがツインズ戦で大量リードを許し、野手のマット・フライに4イニング投げさせた例を紹介したが、異例の戦術であるとした。
試合後、ロバーツ監督は試合中盤での“野手登板”に「凄く違和感がありましたし、気持ちのいいものではなかった」と釈明した上で「これは明日以降勝つための準備でもあります」と語っている。


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