ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が12日まで更新された自身のポッドキャスト番組「On Base」に出演。大谷翔平が加入したことで、「2番」への打順変更になった心境を吐露する場面があった。

 この日は、23年WBCで日本代表の“リードオフマン”として大活躍したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手をゲストに迎えた。

 トークする中で「1番打者」の話題に。数年前までドジャースの1番はベッツだった。23年オフに大谷が加入。当初ロバーツ監督は「1番・ベッツ、2番・大谷、3番・フリーマン」の打順でMVPトリオの起用を考えていた。しかし、シーズン中にベッツが左手骨折で離脱、「1番」に大谷が入り、大谷の打撃上昇やチームの勝利にもつながったため「1番・大谷、2番・ベッツ、3番・フリーマン」に変更となった。結果的にワールドチャンピオンも獲得した。

 ヌートバーが「打順変更になってどんな感じだった?」と質問した。ベッツは「時々、難しい時がある」と回答。

 「ショウヘイには、できるだけバットを振ってほしい。彼が四球で出塁するのは望んでない。でも相手は当然歩かせてくる。それはわかるし、自分でもそうすると思う。でもショウヘイにはスイングしてほしい。後ろにはフレディ(・フリーマン)も控えてるしね。とにかくこの2人には自由に打たせたいと思ってる」と「2番」に打順変更になった苦悩を明かした。

 しかし「もう任せられたならやるしかない」と切り替えてる部分もあるという。「あまり気にしなくていいかと思う自分もいる。ピッチャーは80〜90球を投げるわけだし、次に出てくる中継ぎは100マイル投げてくる。だから“だったらもう思い切って振っちゃおう”という気持ちもある」と解説。そして「正直、どっちにすべきかめっちゃ悩むんだよね。挟まれてる感じ」と心境を吐露した。

 するとヌートバーは「ショウヘイがホームランとかヒット打ったときは気持ちが楽?」と質問した。ベッツは「その時はだいぶ気持ちが楽になる」と即答した。「でも1球、2球で凡退されるとさ…“うわ〜どうしよう…”と頭の中がぐるぐるし始めるんだ。そこで俺が学んだのは“考えすぎてるな”と思った瞬間に1回リセットすることだった。迷いがある時は中途半端なバッティングになって、ほんのちょっとの差でミスしたり、芯を外したりする。だからもう“考えない”と決めてる」と説明した。

 今後は「まぁどうなるかな。自分のスタイルも変えて、もっと振っていけるようになるかもだからちょっと様子見って感じかな」と語った。