◇第96回都市対抗野球大会近畿地区2次予選 第4代表代表決定トーナメント3回戦 日本新薬14―4ニチダイ(2025年6月12日 わかさスタジアム京都)

 3年ぶりの都市対抗出場を狙う日本新薬が15安打14得点の猛攻で8回コールド勝ちした。「2番・二塁」の武田登生内野手(25)が同点のソロ本塁打を含む2安打2打点。5回には重盗で生還も果たし、チームを第4代表決定トーナメント4回戦へと導いた。

 「僕が出塁すれば良い形で、クリーンアップに回る。とにかく塁に出ることだけを考えて打席に入りました」

 1点を追う4回先頭で快音を響かせた。1ストライクからの2球目。低めのスライダーを真芯で捉えると、右中間席へ飛び込む同点本塁打となった。鎌田将吾監督も「ビックリしましたね」とはにかんだ一発。この回3点を挙げ逆転に成功すると、1点差に迫られた5回1死三塁でも中前適時打を放った。その後も攻撃の手を緩めず、相手投手陣を圧倒。7日のアスミビルダーズ戦に続いて2試合連続でコールド勝ちした。

 次戦は17日に大阪ガスとの大一番が待つ。武田は「昨年の都市対抗予選で敗れているので、やり返したい。しっかり守って、先制できるようにします」とリベンジを誓った。

 ▼鎌田将吾監督 よく打ってくれました。(1―1の4回無死一、二塁では若林がバントエンドランを成功させ)どういう形でも二、三塁にしたかった。全員がしっかりバント練習をしてきている。(大阪ガスには)昨年、予選でやられているので、借りを返したい。どちらの方が勝ちたい思いが強いか、という戦いになる。