◇交流戦 阪神1―4西武(2025年6月12日 ベルーナD)

 試合後の阪神・森下は既に次戦を見据えていた。「切り替えて。明日(13日)勝って、良い流れを持っていきたい」。初回に豪快な放物線を描き、唯一の得点につなげた。

 「甘いゾーンに来た球を仕留めることができて良かった。しっかり自分のスイングができた」。2死無走者で菅井の真ん中146キロ直球を完璧に捉え、左翼ポール際への11号先制ソロとなった。直近5試合で3発目。2試合連続の先制打で46打点とし、トップの佐藤輝に並んだ。ただし、反省点もあった。

 1点ビハインドの4回1死二塁。平沼が左前に放った打球は目の前でワンバウンドしたが、捕球姿勢に入った直後に左翼線方向に弾み、後逸した。二塁走者・源田の生還だけでなく平沼の三塁進塁も許し(記録は左前打と失策)、「次はないように」と猛省した。

 「やることは変えずにやっていきます」。さらなる上昇を期して帰りのバスへ乗り込んだ。(石崎 祥平)