ネイマールのPSGへの移籍は、FCバルセロナにとってフィーゴ禁断の移籍に近いものがある。フィーゴがレアル・マドリード加入記者会見を行ってから17年の歳月がたとうとしている。

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あれはガスパールがバルサの新会長に任命された直後の2000年7月24日の事だった。マドリーの会長フロレンティーノ・ペレスが6,000万ユーロ(約78億円、当時約100億ペセタ)の移籍金を支払い、フィーゴはバルサの最大の敵に変身した。そして、その恨みは今でもバルサ派の人々の心の中で消えていない。

この裏切りの移籍は、フィーゴを身内のように感じていたバルサのサポーターたちにとってトラウマだった。しかし最終的に金が愛の物語を消滅させたのだ。今ネイマールにそれと似た事態が起きている。PSGは当時マドリーがフィーゴ獲得に支払った金額の4倍を支払うだろう。

フランスリーグへの移籍はリーガ内の移籍よりインパクトは少ない、、、しかしほぼ同じくらいのダメージがある。

■クレは激怒している
バルサの会員とサポーターたちはネイマールに対し憤慨しており、選手本人とその父がFCバルセロナに敬意を欠いていると感じている。本誌が実施したアンケートを見れば一目瞭然だ。アンケートに回答した人々のほぼ全員が、ネイマールのPSG移籍を確信している。

フィーゴ移籍後に話を戻すと、ガスパール会長は移籍金1億ペセタ(約8,000万円)ルク・オーフェルマルスとエマニュエル・プティ獲得につぎ込んだが、その甲斐もなくバルサは暗礁に乗り上げた。今回バルトメウ会長が同じ誤りを犯さないことを祈るばかりだ。