FCバルセロナへの移籍を望むウスマン・デンベレは所属するドルトムントからの離脱を図っている。

【関連記事:デンベレ練習欠席 居場所不明】

混沌とした状況の中で、唯一確かなのはバルサが正式なデンベレへのオファーをドルトムントに提示したということだ。
しかし、昨日ドルトムントはこのバルサからのオファーを拒絶したと発表した。いずれにせよ、両クラブの対話が続行しているというのは良いニュースだ。

■憤るデンベレ
一方でデンベレはFCバルセロナのオファーをドルトムントが拒絶したと知り、憤っている。なぜならデンベレはドルトムントが自分に恩義を感じていると考えているからだ。

前シーズンにバルサからのオファーを拒絶せざるを得なかったデンベレには、今ドルトムントがバルサに1億ユーロ(約130億円)を求めることが理解できない。ドルトムントは昨年デンベレをわずか1,400万ユーロ(約18億円)でスタッドレンヌから獲得した。この際デンベレとドルトムントは将来欧州の強豪クラブがデンベレ獲得に動いた際には、移籍を邪魔しないということを口頭で約束している。デンベレにとってドルトムントは世界に飛躍するためのトランポリンのようなものだった。

火曜にバルサの使節団がドイツを訪れ、ボルシア・ドルトムントにデンベレ獲得のオファーを提示した。内容は7,000万ユーロ(約90億円)と報償金であった。バルサは1億ユーロもの移籍金の支払いを想定していない。

こうして最初のオファーを投じたバルサは、バルセロナに戻りボルシアの回答を待った。
バルサは最初のオファーに対しボルシアが“No”と回答することをあらかじめ予想していたのだ。バルサの上限は9.000万ユーロ(約116億円)と報償金3,000万ユーロ(約38億6,000万円)である。リーガやチャンピオンズリーグでの優勝や、デンベレ自身が契約期間の5年以内にバロンドール賞を受賞することで報奨金が支払われるというシステムだ。

バルサ側はこの最後のオファーでドルトムントがデンベレを必ず手放すと踏んでいる。デンベレの頭の中にはバルサのユニフォームでプレーする事しかない。おそらく時間の問題でバルサはデンベレを獲得するだろう。