FCバルセロナの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウは冬の移籍マーケットでの補強を公言している。実際、複数のオペレーションがポジティブな動きを見せていることをバルトメウも把握している。そして、その中の1人はアーセナルに所属するドイツ人のメスト・エジルである。しかし、問題としてテクニカルスタッフの中で意見が分かれている。

エジルについてのオペレーションは、同選手やアーセナルといい関係を築いているラウル・サンジェイが行っている。サンジェイはロンドンでエジルの代理人と接触し、交渉を行っており、契約はほぼ結べる状態で提案しており、バルサのスポーツマネージャーであるペップ・セグラがテクニカル・セクレタリオのロベルト・フェルナンデスと監督エルネスト・バルベルデと協議して最終判断を行う必要がある。

エジルの選手としての能力を疑う者はいないが、契約のタイミングが適当かどうかという懸念がある。6月30日にアーセナルとの契約が切れるエジル獲得に2,000万ユーロ(約26億円)支払うことになる。加えて、エジルがバルサのロッカールームに適応できるかという問題もある。彼がサブに回ることは大きな問題になることが予想され、さらに数シーズン前にレアル・マドリードを退団することになった理由でもあるプライベートでの振る舞いも心配である。これらのこともありペップ・セグラはサンジェイの最後のオペレーションになるかもしれないこの交渉に首を縦にはふっていない。なお、サンジェイは今後自身のキャリアをプレミアリーグで形成していくかも知れない。

現状、最終判断までに数日が要されるが、もし契約となれば、テクニカルスタッフは将来のチームにとって重要な投資として賭けに出たことになる。そして、今回契約に至らなかったとしても夏の移籍マーケットで再び獲得を試みる予定である。しかし、エジル本人は今契約するか、他のチームに行くかのどちらかだと明確にしている。なお、バルサはこれまでにも7,000万ユーロ(約92億円)のディ・マリア獲得を29歳の選手には高額すぎるとして諦めている。また、ラウル・サンジェイが夏に試みるもうまくいかなかったコウチーニョに関してはまだ可能性はあるもののリバプールとの交渉はエジル獲得以上の労力が必要になるだろう。今後、バルサのテクニカルスタッフがどのような判断をするのか目が離せない。