FCバルセロナとレアル・マドリードが対戦するクラシコでは再び世界最高の2人が相まみえる。約10年前からメッシとクリスティアーノ・ロナウドはほぼ全ての面(ゴール、アシスト、フリーキック、チームタイトル、個人タイトル…etc)で競り合ってきた。

両者が積み上げてきたタイトル数を見ると、メッシが53タイトル(クラブと代表)でクリスティアーノが51タイトルとほぼ互角なのが分かる。

しかし、そのタイトルをチームと個人で分けてみると、メッシがチームタイトルにおいてより決定的な事が分かる。メッシが32タイトルに対して、クリスティアーノは26タイトルとなっている。
一方、個人タイトルではクリスティアーノが25タイトルで21タイトルのメッシを上回っている。

両者共に偉大な勝者であるのは間違いないが、FCバルセロナの10番はレアル・マドリードの7番よりも謙虚で連帯感を持った選手である事をピッチ内外で示している。
彼は常に個人よりもグループの成功を優先させてきた。

一方、クリスティアーノ・ロナウドはエゴイズムのおかげで彼が現在占めているポジションまで登り詰め、それを維持している。
最大レベルの競争力を持つ彼は毎試合、自分がベストである事を示す事を自らに課している。
そしてそれを証明するために最も直接的な方法がゴールを決め、タイトルを獲得する事である。

実際に多くのチームメイト達が彼の特徴としてそのエゴイズムを挙げている。

■記録
例えば、今シーズンのリーガ・サンタンデールの記録はメッシがクリスティアーノ・ロナウドよりもチームにとって決定的な存在である事を示している。
メッシがクリスティアーノとは非常に異なるスタイルでサッカーを理解している事は明白である。
メッシが16試合で917本のパスを出し、1試合平均パス数が57本なのに対して、クリスティアーノ・ロナウドは11試合で301本、1試合平均は27本にとどまっている。
その差30本である。

ゴールを決めるのに加えて、彼の脅威はプレーに関与する回数にも基づく。
反論できないその他のデータとして彼のデュエル(1対1のボールの奪い合い)の勝利数を挙げる事ができる。
メッシが132勝(1試合平均8勝)なのに対して、クリスティアーノ・ロナウドは38勝(1試合平均3勝)となっている。

レアル・マドリードのストライカーとは非常に異なる特徴を持つメッシはチームのゲームメイクにおいても非常に重要な役割を担っている。
一方、CR7は今シーズンのチャンピオンズではグループリーグ全節でゴールをマークしている事からも分かるようにチーム内でよりゴールキラー、ストライカーの役割に特化している。

最終的に個人のタイトルは数字やチームのタイトル数に応じて評価が下されるものだが、カップやトロフィーの数を超えて感覚的にもメッシはクリスティアーノ・ロナウドよりも決定的だと言う事ができるだろう。

【タイトル数】
レオ・メッシ
チーム (クラブ)30
チーム(代表)2
個人 21
合計 53

クリスティアーノ・ロナウド
チーム (クラブ)25
チーム(代表)1
個人 25
合計 51