FCバルセロナの監督エルネスト・バルベルデは、エイバル戦で新たなトリデンテとなるメッシ、スアレス、グリーズマンの“MSG”を起用し、彼らが1ゴールずつを奪って3-0で勝利した。
彼らはポジションを自由に変えながら、変幻自在の攻撃を展開した。それはまるで美しい音色を奏でる合唱団のようであった。


エストレマドゥーラ出身の戦略家は時間と共に深まるMSGの連携に自信を持ち始めている。
実際に数字がそれを証明している。
彼らは今季の公式戦11試合のうち5試合(277分)を共にプレーし、3人の関係で5ゴール(3アシスト)を記録している。
なお、90分通して彼らがプレーしたのは19日のエイバル戦が初めてだった。


MSGが初めて顔を揃えたのはチャンピオンズリーグのグループステージ初戦ボルシア・ドルトムント戦(0-0)であった。
メッシはプレシーズン初日での怪我により出遅れていたため、リーガの開幕から4試合を欠場していた。
MSGはドルトムントとの試合で後半30分間を共にプレーしたが、急造3トップは力を発揮することは出来なかった。


2度目の共演となったリーガ第5節のグラナダ戦も同様、メッシは後半開始から出場したが、明快なパフォーマンスを見せることはなかった。試合にも2-0で敗れ、昇格組相手に不覚をとった。


3度目は第6節のビジャレアル戦である。MSGが初先発となり、6分にはメッシのコーナーキックからグリーズマンが先制点をマークした。しかし、この試合でまたしてもメッシが負傷し、前半のみで交代した。


MSGが再び顔を揃えたのは10月2日のCLインテル戦である。戦列に戻ったメッシがスアレスの決勝ゴールをアシストし、トリデンテのコンビネーションは良い兆候を見せていた。


しかし、第8節のセビージャ戦で監督バルベルデはMSGではなく、“MSD”を先発させた。彼はグリーズマンをベンチに置き、デンベレを起用した。この采配はハマり、メッシのシーズン初ゴールが生まれるなどMSDが揃って得点を奪った。
結果的にグリーズマンは今シーズン初めて出番なく試合を終えた。彼は全11試合のうち10試合に先発し、そのうち8試合はフル出場している。


デンベレの出場停止もあり、バルベルデは19日のエイバル戦でMSGを復活させ、今季最高のゲームを展開した。
グリーズマンがラングレのアシストから先制点を決め、後半にはメッシの得点をアシストした。今季2点目をマークしたレオは、スアレスのバルセロナ通算184ゴールを祝うパスをプレゼントした。


今、バルサの最前線は潤滑している。コパ・アメリカや海外ツアーの影響を受けたプレシーズンの練習不足によって引き起こされた問題は解消された。
バルベルデは、イプルアでの試合後に言った。
「グリーズマンが彼ら2人(メッシとスアレス)と融合するのは時間の問題だ」
その言葉には自信が漲っていた。
この勝利で公式戦の連勝を5としたバルサがようやく走り始めた。

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