FCバルセロナは80分まで今シーズン最高のパフォーマンスを見せた。アトレティコ・マドリーは、レオ・メッシのハンドとアルトゥーロ・ビダルのオフサイドというVARの判定に2度救われ、これらの判定が結果を大きく左右した。

アトレティコは、バルサのスキをついて後半開始18秒で先制ゴールをマークした。しかし、メッシが反撃の狼煙となる右足での同点ゴールを突き刺す。この10分後にもメッシは自身2ゴール目を決めたが、ハンドの判定により無効となった。

その直後にアントワーヌ・グリーズマンが古巣相手にバルサの2ゴール目を決めてスコアをひっくり返した。

しかし81分にアルバロ・モラタにPKから再び同点とされると、終了間際には、アンヘル・コレアに3ゴール目を奪われて逆転負けを喫した。
バルサは勝ちに値するパフォーマンスを披露していたが、結果のみが付いてこなかった。

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FCバルセロナのスーペルコパ準決勝アトレティコ戦選手評価は以下の通り。

■GK
ネト(8点)
『失点』
前半はエクトル・エレーラによるFKなどで的確なセービングを見せた。後半に入り開始18秒、PA内にフリーで侵入してきてコケにゴールを奪われた。1点リードした終盤にはビトーロの抜け出しに対してファウルを犯してPKを献上。それをモラタに決められている。味方のサポートがあまりなかった。

■DF
セルジ・ロベルト(7点)
『豊富な運動量』
強固なアトレティコの守備を前にサイドで味方の選択肢の1つになった。休む間も無く上下動を繰り返した。

ジェラール・ピケ(7点)
『軸』
修正の必要がある場合には指示を出し、相手FWを食い止め、常にボールをクリアしていた。唯一の汚点は、レナン・ロディに対してのタックルが遅れ、イエローカードをもらったプレーである。ゴールを決めたもののVARによって無効にされている。

サミュエル・ユムティティ(4点)
『粉砕される』
モラタ、コレア、ジョアン・フェリックスの対応に終始追われ、苦しめられた。特に後半は自身の欠点全てを露呈してしまった。

ジョルディ・アルバ(7点)
『スピード』
年齢を重ねてもそのスピードを失うことを全く感じさせない。サイドを果敢に駆け上がり、縦への動きによってエリア内で相手の脅威になろうと試みた。ルイス・スアレスに素晴らしいクロスを供給し、そこからアントワーヌ・グリーズマンのゴールが生まれている。ただ、アトレティコの反撃に苦しめられた。

■MF
セルヒオ・ブスケツ(7点)
『エンジン』
ビルドアップの部分で重要な役割を果たし、後方と前線をつなぐため、まさに舵取り役となった。的確な状況判断を見せてバルサの起点となっていたが、最終的に交代した。

アルトゥーロ・ビダル(7点)
『健在』
フィジカルの高さを披露し、攻守にわたりピッチのいたるところに姿を見せた。メッシの先制ゴールのシーンでも最初にルイス・スアレスにボールを供給した。大きな貢献を果たしている。

フレンキー・デ・ヨング(6点)
『プレッシャー』
常に複数の相手からのプレッシャーを受けてプレーすることになり、簡単な試合ではなかった。ボールに触れるのも難しかったが、諦めることなくプレーし、後半に入ってからより多くチームに貢献をした。

■FW
アントワーヌ・グリーズマン(7点)
『執拗』
左ウイングとして起用されたが、試合の流れに応じて、よりピッチ中央でプレーした。常にパスの選択肢となって味方を助けている。コーナーキックからの際どいシーンや相手GKヤン・オブラクとの1対1の場面もあったがそれらはものにできなかった。しかし3度目のチャンスは逃すことなく、ヘッドでゴールを決めた。

レオ・メッシ(9点)
『類稀な選手』
バルサスタイルの完成形と言える。全てが彼に集まってくる。幾度となくゴールに迫り、オブラクと高次元バトルを演じた。彼からゴールを奪うためにメッシは果敢に挑み、右足での正確なシュートでゴールを奪ってみせた。2点目を決めるも、これはVARによって無効となった。勝つために全てを試みたが、勝利を手にすることはできなかった。

ルイス・スアレス(8点)
『強大』
休むことなく走り続け、90分間アトレティコのディフェンスを苦しめている。メッシのゴールが生まれた時のようにゴールから彼が離れるときは、チームメイトと抜群のコンビネーションを見せている。バルサの2点目は、スアレスのヘディングシュートから始まり、オブラクにセーブされたボールをグリーズマンが押し込んだ。

■途中出場
イヴァン・ラキティッチ(5点)
『不運』
ブスケツに代わって出場したが、交代直後にアトレティコの逆転ゴールを決められた。醜いプレーしか見せられずに終わった。

アンス・ファティ(5点)
『絶望的』
残り時間がわずかしかなく、ほとんどプレーに関与できない中でゴールを決めるのは至難の技だった。