8日(土)に埼玉スタジアム2002で開催されたゼロックス・スーパーカップは天皇杯王者のヴィッセル神戸が昨季J1リーグ王者の横浜F・マリノスをPK戦で下し、初優勝を果たした(3-3/PK3-2)。

この一戦で好セーブを連発し、PK戦では2本をセーブしたヴィッセル神戸のGK飯倉大樹は、昨シーズン夏までの14年間のキャリアを過ごした古巣横浜FMとの対戦を、感慨深く振り返った。

優勝して「凄い良かったという言葉は出ない」と正直な思いを明かした飯倉は、神戸がまだ「強いチームとは言い切れない」と語る。

神戸は試合の時間帯で大きな波があり、前半は効果的な前線からのプレスで相手の自由を奪い、ミスを誘発して得点を奪うことに成功したが、後半は横浜FMに押し込まれる時間帯が続き、3度のリードを守りきれなかった。

「結果を見れば最後のところで(ゴールが)入らなかっただけで、あれが入っていたらマリノスが勝っていたし、単に今日は俺が止めただけ。神戸が強いというのはまだ早い」と主張した。

実際に試合終盤は昨季のリーグMVP仲川輝人を中心とした横浜FMの攻撃陣に決定機を何度も作られた。飯倉はその仲川やFWエジガル・ジュニオの決定機を再三にわたりセーブした。

神戸に加入して半年が経った飯倉は、タイトルを取ることでチームの成長を実感している。
「点取られて落ち込む時間が短くなってきた。点とられて『ア〜』というネガティブなテンションに落ちることが減ってきていると思う。最初は点を取られると『もうダメだ』となっていたが、今は何とか踏ん張ろうとしている。そこが大きく変わった。戦術的な部分よりも気持ちの部分が大きい。体を張ることで結果の繋がるということが天皇杯や今日の試合からも分かった感じられていると想う」と語った。

飯倉は、古巣に対する想いも口にした。
「どんなことがあってもマリノスは俺のなかでも育ててもらったチームであり、愛着がある。勝負ごとでは神戸のために頑張るけれども、ずっとマリノスのことは応援している。それが変わることはない」


【バルサ戦観戦会3連発】
エイバル戦申込
ナポリ戦
クラシコ