試合前半オサスナにリードを奪われたバルサ。その後メッシがFKで同点ゴールを決めるも、アディショナルタイムのロベルト・トーレスのゴールでオサスナが勝利。

監督セティエンはブスケツ、ジョルディ・アルバ、ルイス・スアレスをベンチスタートさせ人々を驚かせた。メッシと共にバルサの攻撃を託されたのはマルティン・ブライトバイテとアンス・ファティだったが期待には応えられなかった。

バルサは今季初めてカンプ・ノウで破れリーガ3連覇の夢が潰えている。

オサスナ戦でのFCバルセロナの選手評価は以下の通り。

■GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(5点)
『辛酸』
平穏な試合展開の中、前半のアルナイスのゴールは意表を突かれた。元バルサ所属のMFが放ったシュートに成す術もなかった。後半にはほとんど出番は無かったが、アディショナルタイムにオサスナの追加点を許してしまった。

■DF
ネルソン・セメド(4点)
『穴だらけ』
試合前半にはDFペルビス・エストゥピニャンの幾度にも渡る侵略に苦しめられた。一方で後半は攻撃において大胆さを欠き、守備においてもパワー不足だった。

ジェラール・ピケ(4点)
『フラストレーション』
ピケの犠牲の精神には文句のつけようがないが、レフェリーに文句を言う時間が長すぎ、パス回しもいつものような流動性を欠いていた。

クレマン・ラングレ(5点)
『肘鉄』
試合開始直後は正面からのシュートでゴールを狙うなど積極的に動き、オサスナの攻撃が激化した際には非常に苦しんだ。後半にはFWエンリク・ガジェゴに肘鉄を食らい、口から出血しながらも最後まで戦った。

ジュニオル・フィルポ(4点)
『不安定』
盛んに攻撃したものの、幾度もミスを繰り返した。左サイドのアンス・ファティとの息は合っていたが、スタメンの座を狙うには今一つだ。

■MF
イヴァン・ラキティッチ(5点)
『疲労』
試合が進むにつれて徐々に息切れ状態に陥っていた。前半は中盤からチームを動かしたがオサスナの攻撃に負けてしまった。後半途中でベンチに下げられた。今シーズンはラキティッチにとって長すぎたようだ。

セルジ・ロベルト(5点)
『貢献の精神』
サイドハーフやサイドバックで動き回り多くのエリアをカバーしたが、攻撃において何らかの貢献はできなかった。セルジ・ロベルトさえもチームを覆う無気力な空気から逃れることができなかった。

リキ・プッチ(5点)
『閉塞』
オサスナ戦では才能あるプレーを見ることができなかった。バルサにはリキ・プッチの創造性あるプレーが必要だったが、ライバルに阻まれてパスを送ることも味方とのコンビネーションプレーも、相手のエリアに入ることすらできなかった。

■FW
レオ・メッシ(6点)
『悲しみ』
前半はFKがクロスバーに当たり悔しい思いをしたが、後半開始早々に得点(これもFK)を決めた。その表情に喜びはなく、ため息をついた。継続的に攻撃することは困難だったが、セットプレーでできるだけのことをやった。好調なベンゼマとメッシの7度目のピチーチは最終節までもつれる。リーグ優勝を逃した失望で肩を落とした。

アンス・ファティ(6点)
『献身』
彼は無気力なバルサから抜け出した数少ない選手の一人で、常にフレッシュで積極的なプレーを見せ、ゴールチャンスを求めた。幾度か判断を失敗した場面はあったが、今のバルサにはこの選手のフレッシュさが必要だ。

マルティン・ブライトバイテ(4点)
『不十分』
攻撃において幾度かゴールを狙っただけで、それ以外の貢献をほとんどしていない。彼は存在感に欠けており、あまりにも孤立していた。

■途中出場
アルトゥーロ・ビダル(5点)
エネルギッシュ
ビダルの出場はバルサにとってある種の覚醒になった。この失望的なホーム最終節で明らかな疲労の症状を呈していたチームにとっての起爆剤となったが、結局それも勝利にはつながらなかった。

ルイス・スアレス(5点)
『途中出場』
ミリ単位レベルのオフサイドにより主審にゴールを取り消された。スタメン出場でないことがスアレスのプレーに影響をもたらしたようにも見えた。

セルヒオ・ブスケツ(5点)
『助っ人』
後半に中盤に一貫性を与えるために投入された。しかしブスケツもオサスナのアディショナルタイムの2点目のゴールを止めることはできなかった。

ジョルディ・アルバ(5点)
『役目を果たせず』
チームのリフレッシュの為に投入されたアルバだが、バルサの気分を高揚させることはできず、メッシとのコンビネーションも振るわなかった。オサスナの2点目はアルバのゾーンを通過した。

フレンキー・デ・ヨング(5点)
『再登場』
負傷から回復したデ・ヨングだが、試合にはほとんど影響を与えなかった。レアル・マドリーの優勝が確定した今、欧州CLでの活躍が期待される。