新シーズンにおけるロナルド・クーマンの改革がスタートした。FCバルセロナのオランダ人監督は、ルイス・スアレスやイヴァン・ラキティッチ、アルトゥーロ・ビダル、サミュエル・ユムティティ、ジュニオル・フィルポといった5選手の構想外が明らかになり、すでに複数の選手のポジション変更も明言している。

監督就任会見で、ヨハン・クライフの哲学を用いるクーマンは、フレンキー・デ・ヨングのポジションを巡って「私であればそこ(インテリオール)では使わない」と発言し、起用法の変更を示唆した。

クーマンは、デ・ヨングがアヤックスやオランダ代表で慣れ親しんだピボーテでの起用を好んでいる。よって、新シーズンでは4-3-3の中盤の底、あるいは4-2-3-1の中盤2枚のうちの1つをフレンキーが担うだろう。

中盤を3枚にする場合、セルヒオ・ブスケツもおり、ミラレム・ピャニッチも加入したが、クーマンの選択肢はデ・ヨングである。この場合は、ピャニッチとリキ・プッチがインテリオールを任されるケースが増えると思われる。バルサは過渡期に来ており、経験豊富なブスケツよりも、若手のリキにより多くのチャンスが与えられるはずだ。

また、監督はグリーズマンの適正ポジションは「ウイングではない」と断言していることから、ポルトガルのトリンカオやペドリのようなウイングを主戦場とする新戦力にも出場機会が与えられるだろう。

クーマンはオランダ代表で良く知るファン・デ・ベークやジョルジニオ・ワイナルドゥムといった中盤にダイナミズムをもたらす選手の獲得を求めているが、まずは構想外の選手達を可能な限り高値で売却し、補強に移っていくことになる。

極めて難しいシチュエーションではあるが、バルサの復権はオランダ人監督の手腕に託された。