レアル・マドリーは新型コロナウイルスの影響により、今夏の選手獲得は考えていないようだ。ジネディーヌ・ジダンは新シーズンに向けて人員の整理を必要としている。

ジダンは右サイドバック、センターバック、そしてミッドフィールダーが不足していると感じているものの、まずは戦力として数える選手とそうではない選手を見極める必要がある。

ジダンは、プレシーズン開始前に31人の選手を抱えている。そのうちの4人(オドリオゾラ、セバージョス、オスカル・ロドリゲス、マジョラル)はレンタル移籍していたが、チームに復帰。そのうちの1人も将来が決まっていない状態だ。

また、ベイル、ハメス・ロドリゲス、マリアーノ、ブラヒムの4人は売却候補と考えられている。現在、ジダンは9人のアタッカーを抱えており、その内の4人はセンターフォワードだ。

それに対して、中盤では5人のオプション、ディフェンスでは7人のオプションしかない。そのため、来シーズンが始まる前に、チームのバランスを整える必要がある。

​昨季はカゼミロの代わりとなる選手がいなかったため、出場可能な試合にはすべて出場することを余儀なくされた。彼の不在時はフェデリコ・バルベルデが代わりを務めたが、その場しのぎに過ぎなかった。同ポジションの新戦力候補には、エドゥアルド・カマヴィンガといった名前が挙がっていたものの、この夏の獲得は難しいだろう。このポジションの層の薄さはマドリーのウィークと言える。

右サイドバックは、アクラフ・ハキミを4,000万ユーロ(約49億円)でインテルに売却したことで、今季もカルバハルに競争相手はいない。オドリオソラがバイエルンにレンタルされて以来、ジダンはルーカス・バスケス、時にはフェルラン・メンディをバックアップとして起用して来た。論理的な解決策としては、オドリオソラを残すことだろうが、マドリーではジダンが彼に納得していないという話が流れている。

30歳のナチョ・フェルナンデスは、ディフェンス全体をカバーしてきたが、彼は2シーズンの大半を怪我で過ごしており、今夏には売却される可能性がある。

今のところ、ジダンはヴァラン、ミリトン、セルヒオ・ラモスでCBをカバーしているが、キャプテンは34歳である。年齢的な衰えは感じないものの、近い将来彼に代わる選手が必要となる。ナチョが売却された場合、マドリーは新たなCBの獲得に資金を費やすか、あるいはアカデミーからの昇格が必要になるだろう。

選手を多く抱えているジダンだが、今夏は大金を使わずにチームのバランスを取る方法を見つけなければならないようだ。