夏の移籍市場でFCバルセロナは思うようにいかなかった。カタルーニャのクラブは、資金難に悩まされ続け、移籍市場では主要ターゲットの3人と契約することができなかった。

■バルサが今夏に狙い続けた3選手
バルサは数ヶ月間、ラウタロ・マルティネスを巡ってインテルと交渉を続けていた。結局、インテルはこのアルゼンチン人に高額な移籍金を要求してきたため、交渉は決裂し、移籍は実現しなかった。

その結果、バルサはメンフィス・デパイに目を向け、ストライカーとの個人的な条件で合意に達した。しかし、オリンピック・リヨンに対して、正式なオファーを出すことはなかった。

また、CBの補強として、元バルサのエリック・ガルシアの獲得にも迫っていたが、バルサはマンチェスター・シティが要求する移籍金を支払わず、獲得には至らなかった。

■バルサが獲得に失敗した過去の選手
<DF>
ディフェンスでは、当時の監督エルネスト・バルベルデがイニゴ・マルティネスの加入を要請したが、バスクのセンターバックは実現せず。昨夏に狙ったマタイス・デ・リフトはトップターゲットの一人だったが、ユヴェントスに先を越されてしまった。

<MF>
中盤ではマルコ・ヴェラッティが2017年にバルサ加入に近づいていたが、パリ・サンジェルマン(PSG)は彼を手放そうとはしなかった。そして、同じくPSGのアンヘル・ディ・マリアとアドリアン・ラビオの獲得にも失敗。前者は高額な移籍金、後者は代理人である母親との交渉に失敗している。

<FW>
そして、継続的に噂されていたのはネイマールのカンプ・ノウ復帰だった。2億2,200万ユーロ(約億290円)という莫大な移籍金で去った同選手の再獲得は困難を極めた。すでに1億2,000万ユーロ(約150億円)をアントワーヌ・グリーズマンに費やしていたバルサは、移籍資金をどうにか捻出しようと奔走したが、PSGとは合意に達することはなかった。

また、2020年1月、ルイス・スアレスが膝の手術を受けて数ヶ月間の離脱を余儀なくされた時に代役を探していた。結果として、マルティン・ブライトバイテを獲得したが、ロドリゴ・モレノやウィリアン・ジョゼの名前も挙がっていた。

<監督>
監督交代もスムーズにはいかなかった。バルベルデを解任した後、チャビ・エルナンデスを招聘する予定であったが、交渉は上手くいかず。キケ・セティエンが務めることとなり、昨季は無冠に終わった。そして、そのセティエンも解任され、現在はロナルド・クーマンが監督を務めている。