FCバルセロナがユヴェントス・スタジアムで“クーマン体制ベストマッチ”にサインした。名誉ある勝利(0-2)を達成したブラウグラナの優れたプレーを世界的名将も高評価を下している。

「私は知られたクオリティに加えて、スーパーダイナミックでアグレッシブなバルサを見た」と、ミランやローマ、ユヴェントス、レアル・マドリーといったクラブにタイトルをもたらせたファビオ・カペッロは語っている。

現在は『Sky Sports』のコメンテーターとして活躍しているベテラン監督は、レオ・メッシの“変化”に気づかなかったわけではない。「あんなに走るメッシは見たことがなかった」と述べ、ロナルド・クーマンのプロジェクトが良好に進めば、アルゼンチン人のカンプノウでの時間が続く可能性があることを示した。

バルサとチームのトップスターへの称賛と並行して、カペッロは、誰もがユヴェントスのシーズンスタート失敗の要因と見なす新監督アンドレア・ピルロが犯したミスを指摘した。

「ユヴェントスはフリーになることが多かった(フェデリコ・)キエーザを探していなかった。すべての動きが(パウロ・)ディバラのサイドに集中している。彼らはバルサにボールを素早く回収され、ゲームをオープンにすることが出来なかった」と説明するカペッロは、「ユヴェントスは多くのことに苦しんだし、0-2というスコアはむしろ幸運だった。2つのゴールはオフサイドであり、最初の1つが得点になっていたとしても、結果は変わらなかっただろう」と結論づけた。

ユヴェントスはマウリツィオ・サッリの後任にピルロを選んだ。しかしベンチでの経験が不足していることから、多くの懐疑的な意見が寄せられている。ピルロは監督として初めての挑戦であり、ビアンコネロの環境は、いくら選手としての経験を積んだとはいえ、新米監督には厳しすぎる挑戦に思える。

セリエAでは、首位ミランとの勝ち点差4で5位につけているが、監督としての能力への疑念は払拭されていない。彼らは負けていないが、5試合のうち2試合しか勝てていない。これだけの空気が漂う中、強豪バルサとの真剣勝負でユヴェントスの欠点をすべてさらけ出し、早くも解任論も浮上している。