FCバルセロナのロナルド・クーマン監督は、欧州チャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦前の記者会見で、センターフォワードが不足していることを改めて明らかにした。

クラブは冬の移籍市場でメンフィス・デパイの獲得を引き続き狙っているが、財政上獲得が可能かどうかは分からない。そんな中、クーマンはセンターフォワードでローテーションを繰り返している。レオ・メッシ、アントワーヌ・グリーズマン、アンス・ファティらで“9番”問題の解決に取り組んでいる。

■アンス・ファティ
18歳になったばかりのタレントは、今シーズンのレアル・マドリーとのクラシコでストライカーとしてデビューした。このギャンブルは個人的なレベルではうまくいった。ファティはスペースに侵入し、危険な存在となり、守備では高い位置からプレスをかけた。

しかし、そのわずか4日後、ユヴェントス戦でクーマンはグリーズマンを前線に戻すことを選択。開幕戦からファティがゴールを奪っていたにもかかわらず、この決断を下した。ここまでの8試合で、ファティは5得点1アシストを記録している。

■レオ・メッシ
アルゼンチン人がセンターフォワードを務めることは多い。チャンピオンズリーグのフェレンツヴァーロシュ戦はもちろん、ビジャレアル戦、セルタ戦、セビージャ戦でもそうだった。しかし、それ以降はトップ下の位置でプレーするようになり、右から時々自由に動きながらも、主に“10番”の位置でプレーするようになった。

メッシを偽9番起用する利点は、ディフェンスでアンバランスさが少ないことだ。その一方で、メッシはゴール付近より離れたところでのプレーを好むため、存在感が失われることもある。

メッシは今季、PKでの3得点と2アシストを記録している。

■アントワーヌ・グリーズマン
フランス人FWはこれまでに3度(ヘタフェ戦、ユヴェントス戦、アラベス戦)、センターフォワードとして出場している。

元アトレティコの選手は、アラベス戦で、ようやくゴールを奪った。それまで、グリーズマンはゴールもアシストもなかった。

また、ペドリの期待を上回るパフォーマンスが前線の競争を激化させていることにも注目したい。コウチーニョが離脱したことで、ペドリ、メッシ、ファティ、グリーズマンがベストな布陣だ。しかし、ブラジル人が戻ってきたらどうなるかは分からない。