レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスの将来は不透明であり、キャプテンが新たな契約に合意するのはますます難しくなってきているようだ。

ラモスの現在の契約は2021年6月30日までとなっており、1月1日からは他のクラブと自由に交渉できるようになる。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督とマドリーのファンが共有している願望は、契約更新がである。

同選手に近い関係者によると、問題はマドリーが1年以上の契約を提示することに消極的だということだ。クラブのポリシーでは、30歳以上の選手には1年契約の新規契約しかオファーしていない。だが、クリスティアーノ・ロナウドの前回の契約更新では例外があり、31歳の時に契約をさらに3シーズン延長していた。しかし、この結果、過去のマドリーの何人かの選手がクラブを去っており、2017年にはペペは契約を更新せず、FCポルトへの移籍している。

クラブはラモスに1+1年の契約を提供しても構わないと思っているが、この場合の2年目は、彼が怪我をした場合の保険のようなものだ。ラモスは、フロレンティーノ・ペレス会長とはまだ面と向かって話をしていないが、彼の希望はマドリーに残り、このクラブで引退することだとクラブに明言している。

34歳という年齢と、ベルナベウで16シーズンに渡って見せた忠誠心と献身性から、ベルナベウは、少なくともあと2年は自分にふさわしいとラモスは考えている。したがって、スペイン代表のCBはは2023年までプレーを続けたいようだ。

ヨーロッパでは現在、ラモスは最高のセンターバックと言われている。フランス・フットボール紙は「史上最高のセンターバックは誰か」という質問をしており、スペイン人はベッケンバウアーとバレージと争っており、選ばれる可能性は高い。

■PSGが獲得オファー準備
また『AS』によると、PSGはラモスの獲得に興味を示しており、彼に年俸2,000万ユーロ(約25億円)の3年契約を提示しているという。フランスのクラブは違法しないように、2021年1月1日までは正式なオファーはしないという。ラモスはマドリーに、現在の年俸である1,200万ユーロ(約15億円)で2年契約を結ぶならば、マドリーでのプレーを続けるためにサインをするだろうと話している。

■残留よりは退団に傾く
クラブは、これらの交渉が予想外の展開を迎え、最終的にはハッピーエンドに至ることもあるが、現在はキャプテンが残留よりも退団に近い状況にあると見ている。セルヒオ・ラモスのいないレアル・マドリーを想像するのはかなり難しく、クラブのファンは彼との契約更新を期待している。

なぜクラブがラモスと契約延長しないのか、完全には分かっていない。もし彼が去ろうものなら、クラブ会長のフロレンティーノ・ペレスは後任を探さなければならない。今のところ、バイエルン・ミュンヘンのダヴィド・アラバが挙がっているが、ラモスとほぼ同額の費用がかかることは間違いないだろう。

16日(月)、ペレス会長はスペインのラジオ番組「El Larguero」に出演し、状況を説明する。その数時間前には、15日(火)に行われるネイションズリーグでのドイツ代表戦を前に、ラモスは地元セビリアで記者会見を行い、自分の気持ちを説明する予定だ。

国のための重要な試合の前夜に、ラモスがレアル・マドリーの将来について話すとは考えにくい。