この凡庸な試合で何とかセビージャを破ったレアル・マドリー、最大の見どころはヴィニシウスのゴールとセビージャの試合終了間際の反撃だった。

敵地サンチェス・ピスフアンで行われたセビージャ戦でレアル・マドリーは非常に激しいスタートを切った。一方セビージャFCはマドリーの先制点後にも動きが鈍く、試合終了前にやっとエンジンがかかるといった状態だった。

ブヌのミスに助けられたヴィニシウスはマドリーに先制点を与えた。またメンディはアシストを決めて好調ぶりをアピールしている。一方でスタメンに起用されたロドリゴは見苦しいプレーを連発し、後半にマルコ・アセンシオに交代させられた。

■GK
ティボー・クルトワ(6点)
『圧迫』
セビージャが攻撃を開始した後半10分まではクルトワの出番はなかったが、唯一の出番においてルーカス・オカンポスのボレーシュートを見事に弾いた。

■DF
ルーカス・バスケス(6点)
『誠心誠意』
ロドリゴの存在によりルーカス・バスケスは攻撃よりも守備に回っていた。アレイクス・ビダルのプレー精度が悪かったためにバスケスにとっては楽な試合だったが、求められた役割をこなした。

ラファエル・ヴァラン(6点)
『迅速』
シャフタール・ドネツク戦では振るわなかったヴァランだが、セビージャ戦では面目を回復した。始終落ち着いたプレーを見せ自信を回復している。

ナチョ(6点)
『合格点』
ナチョについてはこの試合で特に特筆すべき事項はなく、特にミスも見られなかった。セビージャの鈍い出足にも助けられ、相手エリアにボールを難なく押し込んでいた。

フェルランド・メンディ(7点)
『不屈』
メンディの登場により、マルセロのレアル・マドリーでの時間は終わりを迎えようとしている。メンディのパフォーマンスはマルセロよりも優れているが、まだまだ自分の実力以上のことをやろうとしているようにも見える。彼のアシストがヴィニシウスのゴールにつながった。

■MF
カゼミロ(6点)
『有能』
カゼミロは努力を惜しまぬプレーでヴィニシウスとロドリゴの攻撃に秩序をもたらし、セビージャの攻撃をも食い止めた。

トニ・クロース(5点)
『抑制』
試合前半には果敢にゴールを狙い、スピード感に欠けるこの試合をリードしていた。しかし奔走はしたが今一歩のところで光るプレーが見られなかった。

ルカ・モドリッチ(6点)
『色褪せず』
クロアチアのベテラン選手は今もなお重要なパートを担っている。セビージャ戦でもモドリッチは疲労困憊することなくセンスの良いプレーを見せた。ベストを尽くしたものの、必要なリズムを掴めないまま試合を終えた。

■FW
ロドリゴ・ゴエス(4点)
『陰り』
勢いを欠いたロドリゴは良い試合ができず、結局アセンシオと交代させられてしまった。ロドリゴは疲労しているようにも見え、リズム感に欠け、無意味に走る場面も見られた。

ヴィニシウス・ジュニオール(7点)
『アンバランス』
ヴィニシウスは前半で唯一セビージャに危険をもたらした選手であり、後半にはゴール(ブヌのミスに助けられたが)も決めた。前回スタメンに起用されたのは1ヶ月も前のことでありハングリーな状態だったが、努力が報われた。

カリム・ベンゼマ(6点)
『疲労』
奔走しゴールを狙ったが試合終盤には明らかに疲労した様子だった。ヴィニシウスのスピードについていけず、カウンターの起点になれなかった。

■途中出場
マルコ・アセンシオ(5点)
『中庸』
セビージャ戦でジダンが行った唯一の選手交代。他のチームメイトとの調和を保ちプレーしたが、ロドリゴを超える力を発揮することもできなかった。