監督ロナルド・クーマン率いるFCバルセロナは、後半にミスからエイバルに先行されるも、戦列に復帰した途中出場のウスマン・デンベレのゴールで同点に追いついた。メッシを欠いたチームを牽引することを期待されたグリーズマンは低調な出来に終始。ペドリと今季初出場のジュニオル・フィルポが攻撃面で違いを生み出したが逆転することはできず2020年最後に試合を終えた。

■GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(6点)
『なす術なし』
ダミアン・カジョルの距離のあるFKを辛うじてセーブし事なきを得た。エイバルのプレスにより、彼を起点にバルサのビルドアップが始まった。ただ、キケ・ガルシアに決められたゴールにはなす術がなかった。

■DF
オスカル・ミンゲサ(6点)
『確固たる地位』
スターティングメンバーとして起用され、乾貴士とマッチアップした。見応えのあるデュエルを披露して優れたパフォーマンスレベルを見せた。ロナルド・クーマンの戦術において犠牲になる1人かと思われたが、指揮官はミンゲサを右サイドバックとしてピッチに残した。

ロナルド・アラウホ(5点)
『致命的ミス』
前半は最も優れたパフォーマンスを披露し開始早々にはPKも獲得した。一方で、後半は致命的なミスを犯してキケ・ガルシアにゴールを許した。そこから気落ちすることなく自身のキャラクターを示したことは評価に値する。

クレマン・ラングレ(5点)
『存在感なし』
良くも悪くも全く存在感がなかった。ベストコンディションを取り戻せておらず、終盤にディフェンスの枚数を減らすした監督の判断でベンチに退いた。

■MF
セルジーニョ・デスト(4点)
『罰』
クーマンはデストの多くのパスミスに激昂している。攻撃においても最後の部分での状況判断が悪く結果を残せていない。ハーフタイムにデンベレと交代。満足のいくパフォーマンスを披露できていない。

ミラレム・ピャニッチ(5点)
『改善』
より多くの出場時間を要求してから先発起用が増えてきている。かなり低い位置でボールを受けてチームメイトをサポートした。後半はエイバルのゴールに近い位置で幾分プレーでき、ミドルレンジからのシュートも試みた。65分過ぎに交代するも少しずつチームに適応している。

フレンキー・デ・ヨング(5点)
『警戒』
エイバルにうまくマークされ、あまり存在感を見せられていない。後半に決定機を掴んだものの、シュートをミートできずGKマルコ・ドミトロヴィッチにキャッチされた。

ジュニオル・フィルポ(7点)
『アシスト』
相手陣地の深い位置まで侵入して攻撃面で能力を証明した。前半、ブライトバイテのゴールをアシストしたが、惜しくもオフサイドの判定により無効となった。後半にデンベレのゴールを正真正銘のアシストでお膳立てした。ジョルディ・アルバ不在を補った。

■FW
ペドリ(7点)
『寛大』
レオ・メッシ不在の中、バルサの攻撃を牽引している。デンベレに華麗なパスを供給したがフランス人が決め切れず。決勝ゴールを決めるチャンスもあったものの、バランスを崩してシュートは枠を外れた。果敢にプレーし続けている。

アントワーヌ・グリーズマン(4点)
『不在』
メッシ不在によりいつも以上に活躍が求められたが、その期待に応えられず。前半終了間際に最初のチャンスが訪れるも活かせなかった。後半も存在感を見せることができず、65分に交代。低調なパフォーマンスだった。

マルティン・ブライトバイテ(5点)
『ジンクス』
メッシ不在によりPKキッカーを務めた。しかし、枠外に外してしまった。2度目のチャンスでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定により無効に。また、GKドミトロヴィッチの取りこぼしに反応した際には、運にも見放されて惜しくもゴールを決められなかった。

■途中出場
ウスマン・デンベレ(8点)
『躍動』
この試合において最も優れたパフォーマンスを披露した。後半から出場し試合の流れを大きく変えた。怪我は完全に癒えているようで、サイドで起点になった。自身3度目のチャンスでゴールを決めた。精力的にプレーしてチームに貢献したが、スコアをひっくり返すことはできなかった。

フィリペ・コウチーニョ(5点)
『負傷』
複数回輝きを見せたものの、期待には程遠いパフォーマンス。チームを勝利に導くことはできず、後半アディショナルタイムに負傷した。

フランシスコ・トリンカオ(5点)
『リフレッシュ』
右ウイングとして起用され、優れた個人技からゴールを決めるチャンスも作り出した。しかし決定的な仕事はできていない。

セルヒオ・ブスケツ(5点)
『ベンチスタート』
試合終盤に出場機会を与えられた。ただ、試合にインパクトは残せず。2試合続けてのベンチスタート。ピャニッチにポジション争いで敗れている。

リキ・プッチ(-)
『超越』
90分に投入され、何もできないまま試合。