FCバルセロナは現地時間6日、敵地セン・マメスでアスレティック・ビルバオと延期分のラ・リーガ・サンタンデール第2節で対戦した。

バルサの3日に行われたウエスカ戦からの変更は1点のみ。クーマン監督がブライトバイテではなくグリーズマンを先発起用し、メッシを最前線に配置してデンベレを右、グリーズマンを左サイドで起用した。

3日に監督のガイスカ・ガリターノを解任したアスレティックは、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督の初陣。新監督がバルセロナ戦までに与えられた時間は二日間のみだったが、ビルバオが最高の立ち上がりで試合を動かした。

開始3分、ビルバオは自陣でバルサのボールを奪うと、2本の縦パスでゴールへ直結させる。ラウール・ガルシアのスルーパスに抜け出したイニャキ・ウィリアムズが快速を飛ばしてゴール前へ侵入。軽い対応のラングレを落ち着いて交わしテア・シュテーゲンが守るゴールを破った。

開始早々にスコアが動いたことで試合はよりオープンに。ビルバオはユーリ・ベルチチェがサイドネットを揺らすシュートを浴びせると、バルサも反撃。デンベレ、メッシ、グリーズマン前線の3人が絡み決定機を演出、最後はグリーズマンのポストワークにボックス内へ走り込んだセルジーニョ・デストがシュート。しかしこれはGKウナイ・シモンにセーブされた。

デンベレのミドルシュートなどでゴールに迫るバルサは14分に同点に追い付く。メッシのペナルティエリア深い位置へのクロスを最後まで諦めなかったデ・ヨングが折り返す。このパスにペドリがヘッドで合わせてネットを揺らした。

攻守の入れ替わりが激しい展開のなか、バルサが試合をひっくり返す。ジョルディ・アルバのパスを中央で受けたメッシがペドリにスルーパス。時間を作ったペドリが相手ディフェンダーを引き付けてメッシへ絶妙ヒールパス。GKの動きを見切ったメッシがニアサイドに流し込み二人の完璧な連携を結実させた。

逆転直後にもデンベレとの関係でグリーズマンが決定機を得ると、数分後にはグリーズマンがメッシの決定機を演出。しかしいずれもものにすることはできなかった。
開始早々の失点が良い刺激になったか、前半から高いプレー強度を示したバルサが逆転して前半を終えた。

3点目を奪って試合を決めたいバルサは55分、デ・ヨングのスルーパスを受けたメッシがネットを揺らすもオフサイド。5分後にもメッシのコントロールショットが左ポストを直撃した。大エースが追加点を狙い続けると、60分過ぎに大きな3点目が生まれる。PAの幅を使った攻撃で左サイドを攻略すると、グリーズマンのパスをメッシがワンタッチでゴールに流し込み
突き放した。メッシは第9節ベティス戦以来の複数得点となった。

メッシやグリーズマンにも決定機があったが4点目は生まれず。試合終了間際にはメッシが自陣で横パスをカットされそのまま失点。名手の珍しいミスもあったが、メッシの今季2度目の2ゴールで逃げ切ったバルサが今季3度目のリーグ戦2連勝を達成し、3位に浮上した。

アスレティック・ビルバオ 2-3 FCバルセロナ
3分:イニャキ・ウィリアムズ
14分:ペドリ
38分、62分:レオ・メッシ
90分:イケル・ムニアイン